WBC珍プレー集
各国が今までにないほど本気のメンバーを選出した中で、三大会ぶりに日本が優勝し、とんでもない盛り上がりを見せた第5回WBC。
世界中のスーパースターが見せる、ファインプレーはすごくワクワクしましたね。
でも、そんな中数々の珍プレーも飛び出していたのはご存じですか?
今回は大会を賑わせたWBC珍プレーを紹介しましょう。
こける吉田
まず最初の珍プレーは吉田正尚の珍プレー。
吉田は決勝トーナメントで4番を打ち、準決勝のメキシコ戦でも起死回生のホームランを放つなど、今大会の打線の中心。
そんな頼れる4番が見せたほっこりプレーがあります。
それは決勝のアメリカ戦。
大谷がトラウトから三振をとって優勝を決めた瞬間の出来事でした。
マウンドに向かって駆けていく選手の中で、吉田はベンチ前の柵をうまく乗り越えられずに一回転しながら地面へ。
他の選手に遅れながら歓喜の輪に加わっていったのです。
頼れる吉田のお茶目な一面に、ファンからは
『面白いし可愛すぎる』
『打球はフェンスを超えるのに、自分は越えれてなくて笑う』
『やばい、笑いが止まらん』
などの吉田を賞賛する声が多く見られました。
日本世界一の立役者の思わぬギャップに、思わず吉田ファンになった視聴者の方も少なくないはず!
2023年からメジャーのレッドソックスに移籍した吉田。
海の向こうでは、どんな姿を見せてくれるのか楽しみですね!
テンションが上がりすぎる水原さん
続いても日本が優勝した瞬間の出来事。
紹介するのは水原一平さん。
そんな名前の選手いたっけ?
と思う視聴者の方もいるかもしれません。
それもそのはず、なんと水原さんは選手ではなくメジャーでの大谷のスカウトなのです!
今大会はヌートバーの通訳もしており、チームを一つにした点では『陰のMVP』とまで言われています。
そんな水原さんは、歓喜の瞬間で誰よりも早く大谷の元に猛ダッシュ!
喜びを爆発させていました。
その後、他の裏方さんが来ていないことに気づいた水原さんは、何事もなかったかのようにクールな表情でベンチに戻っていきました。
この誰よりも喜ぶ陰のMVPに対してネット上では
『選手並みにマウンドに駆け寄ってるの草』
『何かに取りつかれたかのようにマウンドを去る姿も面白い』
などなど、愛の溢れる投稿が多く見られました。
水原さん本人も
『WBC優勝は間違いなく自分の人生で一番楽しい思い出です』
と話しており、真っ先に優勝の輪の中に飛び出していった姿も納得ですね。
佐々木、帽子叩きつけ
続いては2022年シーズンで史上最年少で完全試合を達成した佐々木朗希。
日本人最速のストレートを投げる佐々木は感情を滅多に出さない、寡黙なイメージがあるピッチャーです。
そんな佐々木もWBCでは感情をあらわに!
3月21日の準決勝、メキシコ戦の7回に日本ビハインドから吉田が同点の3ランを打った際には帽子を叩きつけて喜びを爆発させていました。
この試合、最速164キロの速球でバンバン三振を奪っていただけに、甘く入った球を打たれた失点が悔しかったのでしょう。
吉田のホームランを誰よりも喜んでいる姿は印象的でしたね。
バトル寸前!ヌートバー激怒
侍の頼れるリードオフマンにも珍プレーはありました。
それは月10日に行われた日韓戦での出来事。
6回の日本の攻撃、バッターはヌートバー。
韓国ピッチャーの投げた球は背中にめり込むデッドボールとなってしまいました。
陽気な性格で日本のムードメーカーにもなっている選手なので、この打席もすんなり一塁に行くかと思いきや、、
なんと!ヌートバーは普段から想像できないような鋭い目つきでピッチャーを睨みつけたのです。
普段滅多に怒らないヌートバーはなぜ、そんなにも怒ったのでしょうか。
それは、故意死球の可能性があったのでは?と考えられます。
実は、試合前に韓国代表のピッチャーが大谷に対して故意死球発言をしていたのです。
韓国ピッチャーのコ・ウソクは2023年1月、韓国メディアに
『大谷に対してどう攻める?』
と聞かれた際に
『真っ向勝負はしたいけど、投げるところがなくなったら痛くないようにぶつけようかな。』
と発言しています。
バッターもピッチャーも違いますが、日本が大量リードしていた場面。
どうにでもなれ!と思ってヌートバー目掛けてボールを投げた可能性はありますね。
さらにデッドボールをぶつけた後に、ピッチャーは帽子をとって謝らなかったのです。
この態度はさすがに、手が付けられないほど打ちまくっていたヌートバーに対して、『わざとぶつけたのか!?』
と思われても仕方がない場面だったのかもしれません。
試合中は闘志を剥き出しにしたヌートバーでしたが、試合後には陽気な姿に戻っていました。
試合後のヒーローインタビューでは
『凝っていた場所に当たってくれたよ。ちょうどほぐれてよかった。』
とスタンドを沸かせていました。
一時はヒヤヒヤさせられる場面でしたが、最後は冗談で笑わせる姿はさすがですよね!
韓国選手、ガッツポーズでタッチアウト
続いて紹介するのは、今大会屈指の珍プレーと言ってもいいシーン。
それは宿敵韓国とオーストラリアとの一戦での出来事でした。
4-5と逆転を許した直後の7回裏1アウトの場面で、代打の姜白虎が左中間にツーベースを放ちます。
ラッキーセブンでの反撃の狼煙に大興奮の韓国ベンチ!そして大興奮の姜白虎!
三塁側の韓国ベンチに『ここから逆転だ!』
と大きくガッツポーズ!
。。ところが喜びすぎてしまったのでしょう。
なんと、足が二塁ベースから離れたところを後ろからタッチされてしまったのです。
最初はセーフの判定でしたが、リプレイ検証の結果アウト。
せっかくの追い上げムードも意気消沈の韓国は7-8でオーストラリアに敗れてしまう結果となってしまいました。
かすりもしていないデッドボール!?
オランダ代表のザンダー・ボガーツも妙技で球場を沸かせました。
予選リーグの開幕試合、キューバ対オランダの試合開始直後の出来事。
インコースの厳しいコースにスライダーを投げ込まれたボガーツは『体にかすった!』とデッドボールをアピールして一塁ベースに向かいます。
ところがこれにキューバベンチが『当たってないんじゃないの!?』と猛抗議!
リプレー検証のすえ、ボールに覆りますが注目すべきは
『全くかすってもいなかったのです!』
このボガーツの試みに海外ファンからは
『いいトライだったぞ!』
『球審はちゃんと見ていたのか?笑』
『全然当たってなくて笑う』
など、まさに笑撃を受けているコメントが多く見られました。
一方で国内からは違ったコメントも寄せられていました。
視聴者の方の中に、デッドボールのフリと言えば、誰かを思い浮かべたかもしれません。
そう、過去広島カープの名捕手で、デッドボールのフリの名手達川選手のようだ!
と日本ファンも沸き立つシーンでした。
誰だ!?ムラカミムネアカ
最後の珍プレーは場内アナウンスのハプニング。
東京ドームにてチェコとの一戦での出来事でした。
打席に入るのは若き三冠王『四番サード、ムラカミムネタカ』
ところが一打席目にアナウンスされたのは
『ムラカミ〜ムネアカ!!』
間違いに気づいたアナウンサーが言い直そうとするも、噛んでしまいグダグダに。。
アナウンサーが苦笑いする声も場内に流れてしまい、球場は笑いに包まれました。
さすがの三冠王も動揺してしまったのか、この打席は三振に倒れてしまいました。
でもその後の打席できっちりヒットを放つ姿はさすがでしたね!
今回はWBC珍プレーを紹介しました。
一流選手のスーパープレーもさることながら、それ以外でも見どころがたくさんある大会でしたね。
いよいよ開幕した2023年シーズン。
試合のアクセントとなる珍プレーにも注目していきましょう。
他にもWBC珍プレーを知っていたら、ぜひコメントで教えてください。
それではまた次の動画でお会いしましょう。